ジメジメ続きの夏の終わり。
土曜日はカラッと晴れるとのことで、
密かにやってみたいと思っていた登山に挑戦してみました。
登ったのは、いつも行っている森林公園を入り口にした古賀志山!
楽に登れるよと聞いていたので、
トレッキングシューズもない私はいつものウォーキング用のスニーカーで、
Tシャツに夫のハーフパンツを借り、
初心者丸出しの出で立ちでした。
時々、『あるくの!』と要求がある時は降ろして、歩かせましたが、登りはほぼ夫が息吹を立ちおんぶしてハイクアップしました。
12キロの負荷を背負っての登山はなかなか大変だったと思います。
途中で休憩していた時…
2人の背後に写っているおじさまが、
『ぼうや、偉いね〜!これをあげよう!』
と言って、古賀志山登頂記念の札をくれました。
頂上に行かないともらえないらしいのですが。
↑この札です。
早速、息吹のシャツにつけて、また登り始めると、
すれ違う方から
『わぁ!すごいね!
登ったんだ!小さいのにエライね!』
とたくさん声をかけてもらいました。
今思えば、これが息吹にはとても嬉しかったようです。
今回は頂上は最初から諦め、途中の見晴台でお弁当を食べて引き返しました。
お弁当は完食!
すっかりリュックが軽くなって
さあ、おんぶして降りようか、
と言うと、まさかのおんぶ拒否!!
『あるくの!』
の一点張り。
初めはわりとなだらかな山道。
足取りも軽く、小走り状態で進む息吹。
木の根っこに足を取られ崖に落ちるんじゃないかとヒヤヒヤ。
岩場に来たら根を上げるに違いない。
と思っていたのに
予想を裏切り険しい岩場、すべて降りました。
たくさんの方にエライね、スゴイね、と言ってもらえるのが嬉しかったのだと母は推測します。
その証拠に、何も言わずに追い抜いていった方に背後から
『にさいごかげつ!!』
とアピールしてました。
この日はなぜか父親が手を差し伸べると
『あそぶの!!』
といって断固拒否!
故に、ずーっと私が後ろ向きで介助しながらの下山となりました。
つかれたー!!
険しい山道が終わり、少し自由に歩かせられるかな、というところになったところで、おねむに。
最後はおんぶで下山となりました。
昨日の夜、眠りにつくかつかないか、という時、息吹のことを気遣いながら一歩一歩降りるあの感覚が何度も蘇ってきて、ハッとして起きる、というのを繰り返しました。
緊張してたんだなー。
でもケガもなく、無事に帰って来られて良かった。
頂上からはどんな景色が見えるだろうとワクワクしながらのハイクアップ、癖になりそうです。
風は気持ちいいし、空気は美味しいし。
リズム良く岩場を登るのがとても楽しかった。
息吹と一緒に見るへんな虫たちも新鮮でした。
また行きたい!!
また行くとしたら、私のトレッキング用のシューズくらいは買うとして…
息吹のはどうしよう。
すぐに履けなくなっちゃうし、迷うな〜^_^;